グループ校 京都美術工芸大学客員教授のコシノジュンコ先生がフランスの国家勲章「レジオン・ドヌール勲章」を受章されました
グループ校 京都美術工芸大学の客員教授で世界的なデザイナーとして知られるコシノジュンコ先生が、フランスで最も権威のある国家勲章「レジオン・ドヌール勲章」を受章されました。5月18日(火)に東京港区のフランス大使公邸で開かれた叙勲式に出席され、フィリップ・セトン駐日フランス大使から勲章を授与されました。
レジオン・ドヌール勲章は、フランス政府から与えられる最も権威がある国家勲章で、コシノ先生はフランスと日本の文化交流に大きく貢献したなどとして、5番目にあたる「シュバリエ」を受章されました。
大阪府出身のコシノ先生は、昭和53年にパリ・コレクションに初めて参加し、その後も世界各地でファッションショーを開くなど国内外で活躍され高い評価を受けてこられたほか、ファッションだけでなく幅広い分野のデザインに携わり、日本の文化を海外に発信されておられます。
叙勲式でコシノ先生は、セトン駐日フランス大使から「すばらしい仕事と人柄で日本とフランスの懸け橋としての役割を果たしていただいた」などとたたえられ、「こんなにうれしいことはありません。憧れだったパリで文化芸術活動に携わり、フランスのすばらしい友人たちとも出会うことができました。日本とフランスの文化交流に、これからも協力していきたい」と答えられました。
式のあと、コシノ先生は「非常に光栄で、背中を押してもらったような気持ちです。文化交流に終わりはなく、ファッション以外にも新しい形でフランスとの交流を続けていきたい」とお話しされました。