本校の所在する南丹市美山地区の美山かやぶきの里・北村にて執り行われた「お田植え祭」に本校の学生が参加しました。
当地区は30棟を超える茅葺屋根の古民家が現存しており、集落を取り囲む険しい山並みとあいまって神聖な雰囲気を醸し出しています。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、近年はパワースポットとしても人気の場所です。
学校法人二本松学院は数年前から、こちらのお田植え祭・収穫祭に携わらせていただいており、今年は京都伝統工芸大学校の１年生（男子５名、女子１０名）が参加してきました。

当祭は集落内の知井八幡神社の神事として執り行われました。
女子学生は全員が早乙女衣装に着替え、祝詞の後、地下足袋で田圃に入ります。
太鼓の音に合わせて手植えを行うのですが、最初は慣れない田圃のぬかるみに足を取られることも。しかし３０分もすると、だんだんとペースを掴み、最後のほうでは押し寄せたカメラマン・観光客にポーズをとることもできました。
９月には今回植えた苗の収穫祭が予定されています。伝統的農法で稲を育て、自ら収穫するたいへん貴重な機会です。９月も学生達の奮迅を期待したいところです。