故 野中廣務先生 胸像除幕式が行われました
9月3日(月)に、今年1月26日にご逝去されました野中廣務先生の胸像除幕式が行われました。
除幕式には本学院より新谷秀一理事長、胸像制作を担当した山本孝子先生も出席いたしました。
野中廣務先生は船井郡園部町(現 南丹市園部町)出身で、園部町議会議員、園部町長、京都府議会議員として活躍されたのち、
衆議院議員となられました。
国政では、自由民主党において内閣官房長官や自由民主党幹事長など要職を務められました。
政界引退後は京都府下の大学で教鞭をとられるなど、多方面で活躍されました。
また、政界進出以前より社会福祉施設の運営にご尽力され、生前は「社会福祉法人京都太陽の園」の最高顧問を務められました。
野中廣務先生のこれまでの功績を讃え、胸像を制作したいと「社会福祉法人京都太陽の園」より本校へ依頼があり、
木彫刻専攻山本孝子先生が制作を担当しました。
この胸像は粘土で原型を作り、樹脂成型で10か月をかけて制作されました。
柔和な笑顔の写真が少なく、制作は困難を極めましたが、
数少ない写真やインターネットの画像を参考にイメージを膨らませ、柔らかく少し微笑んだ表情を表現しました。