【木彫刻専攻】彩色実習が行われました
木彫刻専攻にて、彩色実習が行われました。
この実習では、「極彩色」「木地彩色」の2種類の技法を学びます。
まずはにじみ止めとして、「ドーサ」という材料を全体に塗ります。
入り組んだところにも行きわたるよう、しっかりと塗っていきます。
ドーサが塗れたら、彩色の計画を考えます。
彫りを活かすための色の乗せ方を、先生から説明していただきました。
この木地彩色の課題では、自分の好みに合わせて自由に色を選んで彩色を施します。
色合いに正解はありません。しかし、濃淡の計画だけは彫りを活かすということを意識しながら考えなければなりません。
いよいよ作品に色を塗っていきます。
彩色には、水干絵具という固形の絵具を用います。
水干絵具・膠・水を混ぜ、指で練ります。
まずは淡く色を乗せていきます。
何度か色を重ね、だんだんと濃くしていきます。
完成した作品は10月末に行われる松葉祭にて展示される予定です。
お越しの際はぜひご覧ください。