【木彫刻専攻】卒業・修了制作の発表会(第2弾)が行われました
1月15日午前、卒業・修了制作の発表会の第2弾が行われました。
昨年の6月に第1弾が行われてから約半年、作品の提出期限まで残りわずかとなりました。
学生たちは試行錯誤を重ね、力いっぱい作品制作に励んでいます。
(前回の発表会の様子は こちら !)
特にこだわった部分や彫っていて楽しかったところ、
さらにモチーフ観察の時のハプニングなど、様々なお話を聞くことができました。
多くの学生が、複数方向から見た図面をしっかりと書くこと・作品に適した道具を選ぶことの大切さを制作の中で実感したようです。
しかし中には図面を書くことに時間がかかり、作業を始めるのが遅くなってしまった学生も。ペース配分が難しいところです。
木と樹脂という異素材を組み合わせた作品。
樹脂で固めた部分の色の出方などもうまくいった様子。残りの2つの完成が楽しみです。
木彫刻の作品には和のモチーフが多く見られることから、西洋風のデザインを取り入れてみたいという考えから制作された作品。
玉座に座っているのはなんと悪魔!存在感に圧倒されます。
中には動かすことができる作品もありました。
初めは可動部分に金具を使う予定でしたが、その部品をすべて木で作ることにしたそうです。
引っ掛かりがなくスムーズな動きに驚きました。
完成した作品は、2月に京都伝統工芸館で開催される卒業・修了制作展にてご覧いただけます。
皆様のご来館をお待ちしております!